ぎばさ その3
12月4日の「ぎばさ その2」の後が、1か月以上も空いてしまいました。
ぎばさの原料は褐藻類なのにどうして「アカモク」と言われるのか???
ぎばさの原料としての旬はアカモクが粘りを発する時期です。その時期を過ぎると粘りは無くなり色は赤茶けてきて、海面が一次赤褐色になる光景が見られます。その色の変化から「アカモク」と名付けられたと言われています。
参考までに、秋田県の場合4月末~5月半ばころまでが旬で、獲った原料は冷凍保管しておき、必要に応じて「ぎばさ」に加工するのです。
ところで以前記しましたように、アカモクはほぼ全国的に漁獲することができますが、私の感じでは石川県~青森県の日本海側のものが品質が良いように思います。もちろんこの中には秋田県も入っています。
あくまで店長の経験と言うことで申し上げるならば、三陸産のものはバサバサしていて、まるで芝を食べているような感じを受けました。
実際三陸の商品(ぎばさ)を食べられたお客さんが、店長に「ギバサってまずいよね!!」と言われたので、弊社の秋田産のものを召し上がって頂いたところ「こんな違うものか」と驚かれ、それ以後弊社のものをお買い求めております。
最近では宮城県でもアカモクの販売を積極的に行っているようで、ひょっとしたら原料の品質も変わってきているのかも知れませんが—。
(国産・無添加・ぎばさの海星)